9月24日、千葉ポートアリーナにて開催された高専ロボコン2024関東甲信越地区大会に群馬高専応援団として参加しました。テレビではこれまで何度もロボコンを観ていましたが、初めて会場で観戦する機会を頂きました。競技内容はもちろん、マシンを整備するピットでの作業状況、応援団の盛り上がり、NHKアナウンサーの素晴らしい司会やインタビュー、カメラマンの卓越したカメラワークなど、放映を見るだけでは分からない様々な気づきがありました。皆様も是非、来年は会場にて群馬高専ロボ研チームを応援頂ければと思います。来年は群馬高専が幹事校となっており、前橋での開催となります。
競技の結果としては、残念ながら群馬高専の両チームとも得点できず、国技館での全国大会には届きませんでしたが、Aチームが特別賞(田中貴金属グループ)を受賞しました。一生懸命に皆でアイデアを出し、検討・実装した「天の川を渡る木製の橋」の美しさをご評価頂いたのだと思います。
今年のロボコンは過去大会と比べても難易度が高いと言われており、他チームも想定したようなロボットの動きにならず、苦しんでいました。そのような状況においても、本番で結果を残すチームとの差はどのような要因によって生じたのか、今年度の大会で開発をリードしてきた上級生がしっかりと振り返りを行い、来年の主力となる2年生に反省点を踏まえた改善の方向性を示して頂ければと思います。目標達成に向けたQCD(Quality・Cost・Delivery)を管理するためのプロジェクトマネジメント力をつけていく必要があるように感じております。
まだ他地区の予選が行われていますが、来年の大会に向けた準備を既に始めているチームもあるかと思います。0からの出発、来年はホスト校として、皆さんの活躍を期待すると共に、日頃からご指導頂いている先生方に改めて心から感謝申し上げます。
群馬代表としてまた来年頑張って下さい。
保護者 K.A