第59回卒業式・第29回専攻科修了式

コロナ禍真っ只中に入学した子ども達がもう卒業となりました。

式場に入ると舞台の上にはM・E・J・K・C、各科の大きな旗が掲げられ、「それぞれの科で学んだ事を誇りに思いなさい!!」と伝えているように感じました。

厳粛な会場に入場してきた学生達は、まだまだ縛り慣れないネクタイがちょっと曲がった姿ではあったけど、普段のきったないジャージ・ヨレヨレの作業着とは違って、「これで卒業してそれぞれの道に進んでいくんだな」という気持ちを感じることができました。ハイカラさん達の姿もやけに可愛らしさを感じました。

高専の卒業・修了式で、まさか一人一人に証書が手渡されるとは思ってもいませんでしたが、三谷校長先生が一人一人の名前を呼び、「おめでとう」の声をかけてくれたのです。

長い長い式もあっという間に終わってしまいました。

ほぼ満席の保護者一人一人の心の中には5年間、7年間(またはそれ以上?)それぞれの思いが頭の中で巡っていたのではないでしょうか。

退場していく卒業生修了生には「工業日本のパイオニーヤ」としての風格を感じました。

5J保護者Kuro