理科部化学班の今年度の研究テーマを一言で言うならば「水の電気分解」です。最近はカーボンニュートラルな社会を実現するために“水素エネルギー”が注目されています。そこで、私たちは中学生でも知っている、水の電気分解を応用することによって“水素ガスを効率よく発生させる”ことを目的として研究を行いました。
実験は、なかなか計画通りに進まず、大会へのエントリー期限だけが目前に迫っていました。大会への応募をあきらめようと考えていた、エントリー期限の2週間前に私たちの思いが通じたのか、実験を成功させることができました！！
実験が成功してからは怒涛の日々で、エントリーに必要な研究レポートを0から作成し、顧問の先生に添削をしていただきながら、10枚の研究レポートを何とか期限内に提出することができました。その結果、様々な大会でこの研究を評価していただき本当にうれしく思っています。
私は、“失敗”という結果だけが立て続けに得られる状況でも、“成功”を信じ続けながら実験を行うことが成果につながったのではないかと考えます。まさに“失敗は成功の基”だと思いました。
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