“圧倒的パワー”を追求 ~高専ロボコンA~
私たちのチームは、「すご技」を”圧倒的なパワー”と定義し、ロボットによる「巨大だるま落とし」を披露しました。そのパワーゆえに開発期間中は数々の部品を破損し、本番1時間前にも部品の作り直しが必要になるというトラブルに見舞われました。祈るような気持ちで迎えた本番、少し不安な瞬間もありましたが、無事5段すべてのだるま落としを成功させることができました。
今回の地区大会は工華祭が開催される中、校内第二体育館からオンラインで行われたため、体育館の扉を境に世界が全く違って見えたのが印象的でした。このコロナ下にありながらも大会開催に向けてご尽力くださった方、応援いただいたすべての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。おかげさまで全国大会に進み、観客の近くで圧倒的な迫力のパフォーマンスを披露する機会をいただきました。引き続き応援よろしくお願いいたします。
ロボット研究会Aチームリーダー 立脇 拓
突っ張り・渡り・飛ぶ!~高専ロボコンB~
私たちは、“人でも難しい動きにロボットが挑戦する!”ということを「すごワザ」としました。壁の間で腕を“突っ張り”機体を回転させ進むロボットや細い鉄棒の上を自分でバランスを取りながら器用に“渡る”ロボット、大小のジャンプを駆使して地面から1.5mの高さまで“飛ぶ”ロボット。これら3台のロボットを製作しました。
様々な失敗を乗り越えて迎えた本番当日。本番直前の練習では、すべてのロボットが完璧に動作し、実況やカメラアングルなどもうまくすることができとても良い雰囲気で本番を迎えることができました。ですが、その本番のみロボットたちがうまく動いてくれず、完璧なものは見せられませんでした。ですが特別賞をいただくことができ、自分たちが信じてきたすご技を誰かに“凄い”と評価してもらうことができとてもうれしかったです。
自身のことを信じて前に進めば、いつか必ず報われるということを体感できたロボコンでした。
ロボット研究会Bチームリーダー 井上永遠